GaP

GaPとは

リン化ガリウム(燐化ガリウム)はガリウムリン(ガリウム燐)とも呼ばれ、化学式はGaP(Gallium Phosphide)で表記されます。

橙黄色半透明結晶で、ガリウムとリンとの直接反応、900~1000℃における酸化ガリウムとリンとの反応により得られます。

比重4.13、融点1465℃、透電定数9.1、エネルギー帯2.2eV。いわゆるIII‐V化合物(III族元素とV族元素との化合物)として半導体の性質を有し、可視光発光ダイオードとして各種の表示素子や携帯電話の照明用(黄色、緑色)にも使われています。
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E&MのGaPリン化ガリウム単結晶基板ウェハの特長

  • 2inchと3inchのリン化ガリウム単結晶基板を取り扱っております。
  • 標準的なスペックを下記にて記載しております。

【主なアプリケーション】

  • 光デバイス:可視光LEDとしての各種の表示素子 (赤・緑)や液晶バックライト用(黄・緑) 等

【成長方法】

  • LEC法 (液体封止チョクラルスキー法)

スペック

タイプ N型/S,Si, P型/Zn * Un-dopedも取り扱い可
直径 2インチ-3インチ
面方位 (100), (111), (110) その他特殊面方位やオフなども可能
仕上げ 片面鏡面研磨、両面鏡面研磨、アズカット
厚み 250-1000um
キャリア濃度 (1-10)E18cm-3
EPD <1E5cm-2